いいことあったらいいなと思う日常
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ちょっと耳が聞こえないってのに非常に萌えてしまった(駄目な子!)のでうっかり覇十でそんなパラレルを書いてみてしまった。
取り敢えず耳が聞こえないから十代は喋れなくて、んでもって触覚に非常に敏感。覇王様は超過保護で十代を後ろに庇っちゃってみたりする様な話。萌えね?オレは一人で悶絶だったんだぜ。
取り敢えず耳が聞こえないから十代は喋れなくて、んでもって触覚に非常に敏感。覇王様は超過保護で十代を後ろに庇っちゃってみたりする様な話。萌えね?オレは一人で悶絶だったんだぜ。
その年は少し風変わりな双子が一組、入学してきた。
入試試験には電車の事故で遅刻し、二人揃ってクロノス教諭を打ち負かして、二人揃ってオシリスレッドに入寮する事になった。
二人の容姿は瓜二つで、唯一違うのは眸の色。いつも一緒にいる二人は金色と琥珀の眸しか違わないはずなのに、けれど誰も間違えない。
二人の名前は覇王と十代。己が道を行き威圧感を持った覇王と、異常と言えるほど酷く人見知りで、何時も覇王の後ろにいて誰とも話さない十代。人を寄せ付けない感のある覇王が十代には酷く優しいのが周りの目には酷く妙なものに映ったが、二人は非常に仲が良かった。
ある日の授業後、少し前を歩いていた件の双子の片方(十代の方だ)がプリントを落としたのを翔は見た。十代はそれに気づいていないようで、見て見ぬ振りをする事もできなかった翔はプリントを拾って肩を軽く叩きながら声をかけた。
「ねぇ」
肩を叩かれた十代は酷く驚き、脅えたように振り返り、そのまま覇王の後ろに回り込む。
「なんだ」
十代を後ろに庇うようにして言ったのは覇王で、翔は一瞬たじろぐが、プリントを差し出す。そうだ、自分は悪いことはしていないのだから後ろめたいことなど何もないはずだ。
「十代君、これ落としたよ」
翔が言うと、覇王の後ろから十代が進み出て僅かに笑いながら小さく頭を下げ、プリントを受け取る。
「あぁ……わざわざすまなかったな」
覇王は控えめな礼を言うと、十代共々踵を返そうとする。
「あのさ、」
翔が呼び止めると二人同時に振り向く。
「友達にならない?」
人見知りな十代萌え!甘やかし放題の覇王さま萌え!
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