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いいことあったらいいなと思う日常
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遊戯王vsMTGやってみたで死ぬ程笑いました
やー、あれはすごいw これなんていう「ずっとギャザのたーん!」?
しかしマナコスト無しのギャザは酷いwなんというピーピングwww
この考えを持ち出したうp主は本気で凄いと思うんだぜ
面白いのでお勧め:闇のゲームしてみたまとめwik
ttp://wikiwiki.jp/yugioh_nico/?FrontPage

つづきはユベル編2
ユベルと十代。

『ねえ、ユベル』
ユベルのカードを見つめながら呼びかける十代に、ユベルは愛しむような眼差しで見つめながら答えた。
「なんだい?」
少し躊躇うように口を噤んで、それでも十代は勇気を持って尋ねた。不安と嫌な確信と、ほんの少しのそんな事はない筈だという希望を込めて。
『オサムお兄さんとか、ぼくの友だちがたおれたの、ユベルがやったの?』
見上げればユベルは優しく笑って、触れない手がやはり優しく頭を撫でる。
「十代を傷つける奴らから、僕が君を守ってあげる。だからなにも心配なんてしなくていいんだ」
ああ、やっぱり。十代は思う。この優しい精霊は、自分たち二人だけに優しいのだ。自分たち二人だけを愛しているのだ。自分たち二人だけが特別で、あとの全ては砂漠の砂と同じなのだろう。
理解した瞬間、十代の淡い希望は潰えた。どうすればいいのだろうかと途方に暮れる。
『だめだよ、ユベル……』
振り絞ってようやく零れたのは優しく咎める言葉で、ユベルはやはり優しく笑ったまま言った。
「大丈夫、十代はなにも心配しなくていいんだよ」
十代は思う。ぼくにはユベルを止められない。どんなに言葉を尽くしても、きっと本当にユベルに届く事はないのだろう。
どうしよう、どうすればいい?
止めて欲しいと言った所できっとユベルには伝わらない。どんなに伝えても、ユベルの世界は十代と覇王から広がらないのだろう。漠然とそう思う。
覇王なら、何か思いつくだろうか。優しく笑うユベルを見つめながら、ぼんやりと十代は考える。
ユベルは十代にとって大事な友達だ。その友達が十代の友達を傷付ける事はとても哀しい事だった。なんとかしてユベルに分かって貰いたい。そう思うのに良い方法を思い付けない。そんな自分が不甲斐無くてたまらなかった。


ちょっと短いけどまあ
ユベルの世界と十代と覇王の世界は狭い部分だけ繋がってる
繋がってる部分だけがきっとユベルに取って本当に大切な世界なんだろうね

追記:
ユベルが覇王に関して手出しをしないって言うのは、単に覇王が『外』の世界に対する対抗手段を持っている聡い子だからであって、大事にしていないわけじゃなれす。
なんか十代だけが大事とも読めるなあと読み返してみて思ったので追記。
ユベルに取ってこの十代は『外(外敵)』に対する『対抗手段(言葉とかそういうもの)』を持たない子供だから必要以上に過剰反応してしまう、そんなイメージで書いてます
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