[PR] 日経平均 七転八倒記 ヨハン 忍者ブログ
いいことあったらいいなと思う日常
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ヨハンって名前のキャラって、なんで碌なのがいないんだろう(爆笑)
いやいや、護く/んに女/神の祝/福を!ってのにヨハンって名前の魔王様出てくるんスよ。いやー、笑ったw
ひどいひどいとか思いながら書きたいとこだけパロリました。
うん。

つづきは護くんパロで亮十←ヨハ
キャラそのまま当てはめたまんまだけど、何か作るのがすごく楽しくなっちゃったぞ!(なんという木乃伊)
ナチュラルにヨハンをヨハンに当て嵌めてあるのでとても酷い奴なんで、見る人はそこんとこ要注意!


※ヨハンは十代の事を二つ名の「ダァト」と呼んでます
※すごい酷いヘルヨハ状態でござるwww(でもノーマルw)






「会いたかったよ、僕のダァト」
メルセデス・ベンツから日大EAに降り立った虹駆る魔王の異名を持つヨハン・アンデルセンは真っ直ぐに十代を見据え、その整った美貌に正に魔王と呼ぶに相応しい笑みを浮かべる。
「ヨハン・アンデルセン……」
たじろぐ様子で呟いた十代に、亮は衝撃を受けた。いつも根拠のない自信を持って、実際その通りにしてしまう十代が、今、目の前のこの男に気圧されているのだ。
ヨハン・アンデルセン。噂で耳にした事は数えきれぬ程、数多の恐ろしく残酷な逸話を残す人物。
エメラルドの髪は朝日に照らされ、まるで誠の宝石の如き輝きを放ち、笑みを讃える水に浸した翡翠の様な眸は揺るぎない自信に満ちている。多少の幼さを残す顔立ちは、その自信に満ちた表情を前に鳴りを潜める。自分に絶対の自信を持つ存在。
居並ぶ生徒会役員達等、ヨハンの目には入っていなかったに違いない。十代に向けられた壮絶な笑みに、誰もが言葉を失くし、視線が釘付けになる。
十代が一歩、足を引いた瞬間、凍てついた空気が動き出す。ヨハンも踏み出し、十代に歩み寄らんとした瞬間、亮は二人の間に手を差し出した。
「なんだい、君は……ああ、君が丸藤亮」
笑みは消え、凍てついた眸に亮は息を詰める。ヨハンは秀麗な眉を寄せ、忌々し気に亮を睨みつけ、吐き出した。
「僕のダァトを誑かした張本人……」
そこを退け。あからさまな上から物を言う態度に亮も眉を顰める。
「退かないならば、退かすまでだけどね」
ヨハンの周りのエーテルの振動をいち早く察した十代が、亮を庇う様に彼の前に進み出た。その様子にヨハンは満足気な笑みを浮かべて十代の頬に手を伸ばす。
「誑かされた覚えはないぜ」
「ふふ、久しぶりだね、ダァト。健やかそうで何よりだよ」
頬を滑るヨハンの手を叩き落とそうと上げられた十代の左手は、叩き落とすよりも先にヨハンによって捕らえられる。不愉快だと言わんばかりに十代は眉を寄せ、吐き捨てる様に言った。
「離せよ」
「離したらダァトは逃げてしまうだろう? ふふ、怒る顔も愛らしいね」
ヨハンからすれば振り解こう必死になる十代が可愛らしく、解かれないよう少しずつ力を強めていくと十代の表情が歪む。
「っ……!」
「ごめん、力が入ってしまったね」
両手で十代の左手を取って、ヨハンは陶酔する様な笑みを浮かべる。その笑みは亮も十代もぞっとさせるには十分すぎて。
「僕は君の愛が欲しい。僕は君を愛している、君の為なら僕は全てを捧げよう」
「……錯覚だ」
「錯覚なんかじゃないさ」
十代の台詞を否定して、ヨハンは嗤う。
「僕と対等で居られるのは君だけ……そして本当の意味で君の孤独を埋められるのは僕だけさ。君が今、他の男を見ていようと、必ず振り向かせてみせる」
「待て──!」
亮の叫びにも物ともせず、ヨハンは十代の手の甲に口付けた。そのまま唇を滑らせて指先にも音を立てて口付けるヨハンに、十代と亮だけでなく、その場に居合わせた誰もが度肝を抜かれた。
「は、離せよっ!」
真っ赤になって泣きそうな声で振り払う十代に、満足そうにヨハンは左手を解放した。左手を抱く様に抱え、十代は俯く。
「十代」
亮に呼ばれ、はっとした様に十代は顔を上げ、うろたえ泣き出しそうな顔で数歩後ろに下がってから、そのまま耐えきれずに走り去った。
「十代!」
後を追おうとした亮に、後ろから声がかけられる。
「丸藤亮」
「ヨハン……アンデルセン」
「貴様ではダァトに釣り合わないよ」
地を這う様な声で言わた言葉に、亮の中の何かが切れる。
上等ではないか!
亮は自身に出来うる限りの眼光でヨハンを睨み返した。
お前なぞに十代を渡すものか!
こうして日大EAにおける「エレメントに愛された死天使」を巡る鞘当ては、ヨハンのあからさま過ぎる挑戦により幕を開けたのだった。


ちょっこづいて練り上げた設定。
エーテルとか日大EAとか分からんよなと思ったので一応載せておく よ

作中専門用語
エーテル:
大気中に存在する人間の精神に反応し様々な「事象」を引き起こす新たなる「元素」。現代の魔法と呼ばれ、未だ多くを解明されていない
エレメント:
大気中に含まれるエーテルを結合させ自己の精神を投影し、物質としての実体化および力を行使する媒体の事。人の精神力では多くても同時に1〜2体程を具現化する事ができる程度であり、人の姿からよりかけ離れた形を形成する事とより精密に人間を再現する事が困難とされている(具現化には媒介を通して行う事が常であり、エレメントは媒介に大いに影響される為。緻密に念い描かなければその姿は単純化されてしまう)。常に具現化し側に置く事はより強い力を持つ事が要求される。具現化されたエレメントは独自の意思を持つ(意思の強さは創造者により異なる)
日大EA:
正式名称「日本エーテル総合大学付属エレメンタルアカデミア」高等学校に当たる日本に置けるエーテル研究の最先端の学校。
決闘(デュエル):
エレメントを行使して闘う事。(出て来てねえ)

登場人物設定w
遊城十代:
日大EA1年生で「ダァト」「エレメントに愛された死天使」の二つ名を持つ、現在で唯一媒介を通さずエレメントを具現化する事の出来る人物。媒介無しで具現化するのは多大な疲労を伴うので、多くは彼の憧れるヒーローのカードを媒介に具現化される。世界で二人目の、完全な人型エレメントを行使する事が出来る。幼い頃よりユベルを具現化していたため親元から引き離されて半隔離状態で国家により保護されていた
主要なエレメント
ハネクリボー→常に十代の近くに存在しているぬいぐるみの様な風貌のエレメント。十代に危害を加えようとする輩には結構凶暴な一面も
覇王(セフィラ)→十代が自身を媒介に練り上げる十代の分身とも言えるエレメント。ユベルを押さえる為に十代が生み出した
ユベル→形態により能力が異なる。十代が無媒介で創造できるエレメント。自我が強く、十代の意思に反して十代に危害を加えるものに過剰反応する

丸藤亮:
日大EA現生徒会長、カイザーの異名を持つ、世界でも有数のエレメントの使い手。すったもんだの挙げ句漸く十代とくっ付いた。の割に十代を狙う輩が多くて頭が痛い人
主要なエレメント
サイバー・ドラゴン→なにかあると真っ先に出てくるエレメント。生徒手帳が媒介。此れを媒介にして更に複数の別種のエレメントを形成させる事が出来る亮独特のエレメント形成技術をもつ
サイバー・エンド・ドラゴン→切れていない亮が怒っている時に確実に出してくるエレメント。生徒会役員からは主にサイドラと呼ばれ恐れられたり崇められたりしている
キメラテック・オーバー・ドラゴン→ぷっつんした時の亮の常套句
キメラテック・フォートレス・ドラゴン→ぷっつんした時の亮の切り札

ヨハン・アンデルセン:
ドイツにあるアークティックアカデミアからやって来た交換留学生。一応留学生という肩書きだが、博士号を取っている。留学と言うのは名目で、実質十代を引き抜きに来た。エレメントに心酔し、エーテルの解明の為に自ら研究を行っている。幼い頃に拉致同然でアークティックに連れられて来られた十代に心底惚れていて、アークティックアカデミアでの地位で無理を押し通して留学を実現させて来た。宝石を媒介に最大7種のエレメントを同時に繰る事ができる。虹駆る魔王の異名を持つ。世界でトップレベルのエレメントの使い手。因にカイザーより一つ年下。傲岸不遜が枕詞。基本ヘルヨハ、でも本人w
主要なエレメント
ルビー・カーバンクル→常にヨハンの傍に存在している猫の様なエレメント。見た目に反して割と獰猛。媒介はルビー
レインボー・ドラゴン→ヨハンの最強のエレメント。ダイヤモンドと7つの宝石を媒介とする。


亮のとこの説明が酷いと思うのは俺だけじゃない筈www
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